投資用不動産営業の会社は、ブラック&激務!
こんにちは、咲美です。
今日は、投資用不動産を販売している企業は、
間違いなくブラック企業であるという理由について話していこうと思います。
というより、そもそも「投資用不動産の販売」という
仕事自体がハードなため、これをやっている会社は、
例外なくブラック企業であるといってもいいでしょう。
僕も大学生の時は、投資用不動産の会社を受けたことがあります。
途中で、危ない雰囲気を感じたので速攻選考を辞退しましたが(笑)
投資用不動産は、売れない
まず、就活をしたり、OBの話を聞いて
「投資用不動産」の営業マンは、もはやブラックどころか
金に魂を売るレベルではないと務まらない仕事です。
基本的に、投資用不動産の会社は、
「若くても年収1000万円」とかいって年収の高さを
アピールして、人を集めようとします。
なぜなら仕事の内容があまりにも、クソなので
仕事内容ではなく、金で人を釣ろうとしています。
こちらは、少し前に話題になった「日本エスリード社」の
新卒求人広告です。
「年収1000万円、なんかに憧れるな。
俺ら4人の年収、あわせて8000万円越。」
見るからにも危なさそうな雰囲気です(笑)
勿論、この日本エスリード社は、投資用不動産の販売をしている
会社であり、ここに出ているのはその営業マンです。
投資用不動産というのは、会社が儲かるために売るものです。
僕は、この業界に興味を持っていたので調べてみたのですが、
営業マンは、この数千万の投資用不動産を
節税対策と銘打って販売するようです。
ローンを組ませて、
「月々の支払いが家賃収入と同額になるからチャラです」
とかいってきます。
しかし、冷静に考えてこれでは買う意味がないですよね?
ローンの支払い < 家賃収入
ならば、買う意味も分からなくはないですが、
ローンの支払い=家賃収入
だと固定資産税や手数料、不動産管理会社への支払いで赤字になります。
勿論、不動産が値上げする可能性もなくはないですが、その可能性は
限りなく低いです。
つまり、買えば損をするのが、投資用不動産です。
こんなものを、高額の人件費を用いて、数撃てば当たる作戦で
販売しているのが、「投資用不動産業界」です。
だからこそ、お客のためではなく
会社、そして自分の金のために働ける人しかこの業界ではやっていけません。
営業マンは、巧みな話術で、
節税がどうこうとかインフレ対策とかいってきますが、
結局は、ローンを組んで購入してしまうと、
金利、固定資産税、管理費、手数料などでマイナスになってしまいます。
ローンの支払い=家賃収入
というのは、赤字です。
これは、購入してはいけないものです。
節税は、できるかもしれませんが、
借金を背負いますし、結局儲かる話ではないので、
こんなものを買っても損をするだけです。
カモを見つけるためのお仕事
さて、投資用不動産の悪事はさんざん暴いてきましたが、
こういった会社の営業マンとして就職をすると、
買えば損するような投資用不動産を購入してくれる「カモ」を
見つけるお仕事がまっています。
具体的には、
1日中テレアポです。
ローンを組めるサラリーマンを対象に、ひたすら1日に1000件ほど電話します。
ほとんどは、無視されるようですが、このうちの2~3人は話を聞いてくれ、
そして話を聞いてくれた人の20~30人のうちの1人は、購入してくれるようです。
そんなことをひたすら繰り返して、
「年収1000万円!」とか言っているのが、投資用不動産の業界です。
これは仕事自体がブラックであり、なおかつ悪質なことをやっているので
絶対に就職しないほうがいいでしょう。
勿論、あなたが金に魂を売れる人間ならば、止めはしませんが。